世の中に多種多様な技能試験はあれど、世の中にその加工品は溢れかえっている割とマイナーな真空成型という加工に関する資格検定は無かったように思いますが、今さらながら技能検定に真空成型枠ができているらしいと知り（私が知らなかっただけかも知りませんが）、長年携わってきた我々もこれは当然受けておかないといけないな！という事で遅ればせながらまずは試しに２級から（弱気w）行こうかと受験してまいりました。

弊社の加工機は現在真空成型機がメインとなっており、圧空成型や熱板成型などは経験不足の否めない部分でその内容に少し面食らったところもありましたが、初回の受験で２名の合格者を出すことが出来ました。ベテランばかりの参加であったので本来ならば全員合格といきたかったところですが、前述の要因やタイムリミット方式で緊張した実技試験など初めての事で不慣れな部分も多くあり、残念ながらそこは未達となりました。

しかしこうやって日頃当たり前のようにやってきた仕事が何らかの形で評価されるということは嬉しい事でもあり、自分たちの仕事が一般的にどのように評価されているのか、日頃の作業や取り組みにもっと統計だった思考や数値化された分析が必要であることなどを改めて学ぶ良い機会となりました。受験者全員にとって非常に良い学びの機会と経験になったのではないかと思います。

また我々にとって何十年ぶりかの『受験』は久しぶりの新鮮な経験であり、日々緊張するということの無くなってきた我々wには良い経験でした。まずは全員１級取得を目標に資格取得活動を続けていきたいと思います！